さいかち淵

さいかち淵は宮沢賢治さんの童話

「さいかち淵」とは、主人公である「しゃっこ」と「ぼく」たち仲間が、夏休みの川遊びの場所として「さいかち淵」を描いた賢治さん作の童話です。

淵(ふち)とは、河川の流水が緩やかで深みのある場所。川の深み、淀みという表現もある。

Wikipediaから

 

さいかち渕碑

さいかち渕碑は花巻市石神町にあります。

さいかち渕碑が石神町に建てられた理由

花巻市の中心部を流れる豊沢川は頻繁に氾濫、川筋が変化しながら、現在の形状になりました。「さいかち渕碑」が現在の豊沢川からやや離れた花巻市石神町にあるのはそのような理由からです。

さいかち渕碑

宮沢賢治先生の童話「さいかち渕」ゆかりの地

宮沢賢治先生の童話「さいかち渕」ゆかりの地と彫られています。

以前、テレビ番組「秘密のケンミンSHOW」でも紹介されたとおり、花巻市民は「賢治さん」、「賢治先生」と宮沢賢治さんを敬っています。

さいかち渕碑

・・・蝉が雨が降るやうに鳴いてゐる いつもの松林を通って・・・

「・・・蝉が雨が降るやうに鳴いてゐる いつもの松林を通って・・・」と彫られています。石碑左上にはセミがのっています。

さいかち渕碑

花巻市石神町さいかち渕碑がある風景

さいかち渕碑は賢治さんの観光スポットのひとつ

さいかち渕碑は、賢治さんの童話を基に花巻市民有志が建立した碑。「宮沢賢治記念館」や「賢治詩碑」、「羅須地人協会」、「早池峰と賢治の展示館」、「ぎんどろ公園」などと同様、賢治さんゆかりの観光スポットでありながら、目立たない存在となっています。

さいかち渕碑を訪れじっくり見学する方、写真を撮る方は…見たことがありません。そんな静かで、穏やかな雰囲気を醸し出す「さいかち渕碑」。一味違う、差別化された賢治さんゆかりの観光スポットと言えるでしょう。

さいかち渕

現在の豊沢川沿いにあるさいかち渕の石碑

現在の豊沢川は「さいかち渕碑」から150mほど南側に位置します。豊沢川沿いには「さいかち渕」の石碑が建てられています。

花巻市内には、賢治さん、及び賢治さん作品に関する石碑が多く建立され、賢治さんゆかりの地案内標柱とも呼ばれています。

賢治さんゆかりの地案内標柱

賢治さんゆかりの地案内標柱の一部を紹介します。

花巻農学校後

賢治さんが教鞭を執っていた花巻農学校跡地

イギリス海岸

賢治さんがイギリスのドーバー海峡の海岸に面する層に似ていたことからイギリス海岸と名付けました。

岩手軽便鉄道花巻駅跡

賢治さんの作品「銀河鉄道の夜」のモデルと言われる岩手軽便鉄道花巻駅跡

案内標柱の一部を紹介しました。

さいかち渕に戻りましょう。

さいかち淵石碑の近く、豊沢川にかかる道地橋。賢治さんの防止(ハット)がモニュメントとして設置されています。

道地橋

道地橋に設置されている「賢治さんハット」モニュメント

橋の反対側に賢治さん作品「さいかち淵」の一節が書かれた書籍をイメージしたモニュメントがあります。

さいかち渕

書籍をイメージしたモニュメントにさいかち渕の一節が彫られています。

さいかち渕

さいかち渕の一節

以下が抜粋されています。

ぼくらは、蝉せみが雨のやうに鳴いてゐるいつもの松林を通って、それから、祭のときの瓦斯ガスのやうな匂にほひのむっとする、ねむの河原を急いで抜けて、いつものさいかち淵ぶちに行った。

さいかち渕は賢治さんが子供の頃、川遊びをした思い出なのか、川遊びに憧れて描いた作品なのか、賢治さん唯一の生前に発行された作品と言われています。

ちなみに「さいかち渕碑」は我が家から100mほどの場所に位置しています。

花巻市石神町88-3

Follow me!