岩手には岩谷堂ようかんがあります。
岩手を代表するスイーツ。
一部をあげると「フルールきくや」の奥州ポテトと三代杉、「さいとう製菓」のかもめの玉子、「巖手屋」の南部煎餅、「松栄堂」の田村の梅とごま摺り団子、「タルトタタン」のタルトタタンとバウム、「トロイカ」のチーズケーキなどがあります。
更には昭和の時代から、岩手の和のスイーツの代表、お土産の代表、羊羹の王様と言っても過言でもないのが、奥州市江刺区岩谷堂から名付けられた岩谷堂ようかんです。
岩谷堂ようかんとは?
定番は本煉、黒煉、しお、くるみ、ごま。更には小倉、白煉、抹茶。ワンランク上の栗と揃っています。
賞味期間は長く、本日は半年前にいただいた本煉をいただきました。

特型は最も大きなようかん。昔ながらの逸品、本煉です。

300年の伝統が作り上げた美味さは本物です。
岩手の主な駅やいわて花巻空港、お土産品店、道の駅、なんどスーパーでも購入できるがうれしいですね。つまりは購入しやすいのも魅力のひとつ。
食べてみると、一切妥協のない、丁寧なお菓子作りをしていることがわかります。

甘過ぎず、くど過ぎず、美味すぎる和のスイーツの王様です。
羊羹は厚く厚く切っていただきたいものです。山形に住む義理の姪のAちゃんは切らないでまるごと食べてしまいます。その姿を見たことをありませんが、至福の表情なそうです。甘党なので、色々な岩手の有名菓子を持参しましたが、岩谷堂ようかんは格別ということです。

まさに「KING of ようかん」です。
サイズも豊富で、特型、中型、特小型、ひとくちと選択肢も広いのも魅力です。

お手頃サイズの中型ようかん。本煉、黒煉、しお。
奥州市江刺区の回進堂さんが製造しています。
羊羹の他に最中やゼリーもおすすめです。

奥州市江刺区愛宕(おだき)の回進堂さん。

回進堂の店内は整然と商品が並んでいます。羊羹の他に最中、ゼリーもおすすめです。

食べる際に最中に餡をいれるタイプです。
回進堂の最中は、食べる際に最中に餡を入れるので、パリパリ感が強く、たまらない食感を楽しめます。
最中は、お土産店での販売はなく、直営店での扱いとなります。
直営店で羊羹や最中を購入すると、サービスで画像上部の胡麻餅をいただけます。これがけっこういい甘さで、江刺方面に行った際はごま餅欲しさにお店まで足を伸ばしてしまいます。

季節限定のりんごゼリー
りんごゼリーは贈答品として特に喜ばれますが、自分で食べて楽しむのが一番ですね。
江刺には、もう一つ予約しなければ購入できない人気の煎餅があります。
その名も八重吉煎餅店さんの「亀の子煎餅」。
砂糖と黒ごまの絶妙の甘さ、ちょっとしっとり感のある固さが人気の秘密でしょう。

八重吉煎餅店さんの亀の子煎餅