なごり雪はもう少し先の花巻駅
和みの駅、花巻駅
東北本線と釜石線が交わる、遠野駅、釜石駅への玄関駅となる花巻駅を紹介します。
11:44発、一ノ関行きの列車に乗車するため、11:20花巻駅前に到着です。
SL銀河の始発駅にもなっている花巻駅、2018年も運行が決定しました。
2014年から運行開始。私も乗車しました。岩手県民の様々な思い、夢のような楽しいひとときを味あわせてくれる、大汽笛とともに踏ん張って走る蒸気機関車。2018年も運行します。

花巻駅到着後のSL銀河 花巻駅から釜石間をゆっくり走ります。
2018年「SL銀河」運行日のお知らせ
花巻駅構内は賢治さんの想いを素朴に感じる空間です。
花巻駅長からの言葉。待合室が賢治さんの観光スタート地点、情報の基地となることを望む旨が書かれています。

花巻駅には県内外からいらっしゃる観光客のために癒やしの待合室が用意されています。

花巻駅マチアイ。賢治さんの作品に登場するふくろうがお出迎えです。
花巻市街にも賢治作品の多くのモニュメントが設置されています。
待合室にはかつての花巻駅、運行車両、花巻温泉郷が描かれています。
昔の花巻温泉郷。セピア色の大沢温泉や花巻温泉の写真が飾られています。

花巻駅待合室 かつての花巻温泉郷の懐かしさが癒やしてくれます。
花巻駅の待合室には、岩手軽便鉄道(今の釜石線に相当)が存在した頃の懐かしい写真のパネルが飾られています。

岩手軽便鉄道が走っていた頃 古き良き時代とはこのことでしょう。
駅そばの魅力は、シンプル、安さそして美味しさですね。

待合室の奥には、駅そばと駅弁の売り場が。食事もできます。これもイートインですね。
待合室の売りがスイーツのお店「風彩(ふうさい)」。メインのショーケースには彩りどりのワッフルが並びます。尚かつ、全国から取り寄せが甘味処が勢揃い。花巻からは「プリン大福」、奥州からは「三代杉」、「奥州ポテト」など岩手を代表するスイーツが勢揃いです。

撮影日は2月11日。バレンタイン特集でした。
本日は、宮城県の沿岸での歳祝いです。一ノ関から大船渡線に乗り換えます。上りはほぼ30分に1本(半分は北上止まり)。下りの盛岡行きはほぼ30分に1本の運行です。釜石線は平均して上下線とも1時間半に1本ほどの運行です。

改札口。一ノ関行き11:44に乗ります。
ようこそ花巻駅へ。賢治さんと花巻温泉郷の観光都市花巻市。鹿踊りや神楽などの郷土芸能、そしてSL銀河も観光の目玉となっています。

花巻を代表する芸能鹿踊り(ししおどり)とSL銀河を掲示。

2番線・3番線にも花巻鹿踊があります。
雪景色の花巻駅1番線(釜石線始発)と2番線(東北線上り)。ちなみに3番線は東北線の下りです。

2月の初旬は雪深く、列車が遅れる場合もあります。
プラントホームも徐々に新しくなっています。かつては下記のように「温泉と賢治の里」の文字が「花巻にやってきました」という感動を生んでいました。

2013年3月撮影の花巻駅2番プラットホーム。
さあ、一ノ関に向かって出発。目的地は気仙沼です。気仙沼中学校第27回生の皆様、お世話になりました。とても楽しい夜でした。